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FRBの銀行監督担当副議長ポスト、元財務高官ネイソン氏が辞退
2017年3月9日 / 00:58 / 8ヶ月後

FRBの銀行監督担当副議長ポスト、元財務高官ネイソン氏が辞退

[8日 ロイター] - 米ゼネラル・エレクトリック(GE)(GE.N)によると、同社幹部で元財務省高官のデービッド・ネイソン氏は、有力視されていた連邦準備理事会(FRB)副議長(銀行監督担当)のポストに関心がないことをホワイトハウスに伝えた。

 3月8日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)(写真左)によると、同社幹部で元財務省高官のデービッド・ネイソン氏は、有力視されていた連邦準備理事会(FRB)副議長(銀行監督担当)のポストに関心がないことをホワイトハウスに伝えた。写真は2009年4月カリフォルニア州ビバリーヒルズで撮影(2017年 ロイター/Phil McCarten)

このポストは、金融規制改革法(ドッド・フランク法)の見直しを目指すトランプ政権にとって重要とみなされている。

ネイソン氏は現在、GEエナジー・フィナンシャル・サービスの最高経営責任者(CEO)。

GEが8日発表した声明によると、「ネイソン氏はホワイトハウスに対し、銀行監督責任者としての副議長の候補者とみなされることをもはや望んでおらず、GEでの機会を追求すると連絡した」という。

投資銀行コーウェン・グループで政策アナリストを務めるジャレット・サイバーグ氏はネイソン氏の辞退に関し、大手機関に進んで安心を提供しようとする「現実主義者」が副議長に就任しない可能性があることを示唆しており、大手銀にとって「懸念材料」であると述べた。

ネイソン氏は2008年の金融危機時、金融機関担当の財務次官補として、金融安定化に奔走したポールソン財務長官(当時)を支えた。ネイソン氏は危機後の銀行救済プログラムにかかわり、ドッド・フランク法の支持を公言している。このため、関係筋によれば、共和党議員の間で同氏を有力候補とすることへの不満が広がっていたという。

地方銀行の一部には、地銀での経験を持つ共和党のフレンチ・ヒル議員(アーカンソー州)を推薦する動きもあるが、同氏の広報担当者は8日、本人には関心がないことを示唆した。ほかにはUSバンコープ(USB.N)のリチャード・デービスCEO、BB&T(BBT.N)のジョン・アリソン会長、連邦預金保険公社(FDIC)のトーマス・ホーニグ副総裁などの名前が挙がっている。

銀行監督担当のFRB副議長ポストは、金融危機後に創設されたもの。これまで指名されたことはなく、4月の退任を表明したタルーロ理事が主に職責を果たしていた。

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