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オピオイド危機対処で進展、製薬大手の責任追及へ=米大統領

[アトランタ 24日 ロイター] - トランプ米大統領は24日、医療用鎮痛剤「オピオイド」の乱用問題への対処で進展していると強調し、製薬大手の責任を追及すると表明した。

米国のオピオイド危機は、とりわけトランプ大統領の支持基盤である地方で深刻化していることから、トランプ大統領は同問題への対処に注力してきている。

トランプ大統領はアトランタで開催された医薬品乱用に関する会合に出席し、「製薬大手の責任を追及していく」と言明した。

米政府は前日、オピオイドの流通で患者の安全より利益を優先したとの疑いで、薬販売大手ロチェスター・ドラッグ・コーポレーティブ(RDC)と幹部らを刑事告訴するなど、オピオイド危機対応への取り組みを強めている。

また、死亡ケースが急増している医療用麻薬オピオイドの一種フェンタニルについて、トランプ大統領は「ほぼすべてのフェンタニルは中国から流入している」とし、昨年12月に行った中国の習近平国家主席との会談で、規制薬物に指定するよう説得したと語った。中国は前月、医療用麻薬オピオイドの一種フェンタニルの全関連物質を規制薬物として指定すると発表している。

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