[ワシントン 4日 ロイター] - 2016年の米大統領選で英データ会社がフェイスブック(FB.O)利用者の個人情報を不正に利用していた問題を巡り、米議会関係者は4日、フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が10─11日に上下院委員会の公聴会で証言すると発表した。
10日に上院司法委員会と商業委員会による合同公聴会で、11日に下院エネルギー・商業委員会の公聴会で証言する。
下院エネルギー・商業委員会のウォルデン委員長(共和党)らは声明で「この公聴会は、消費者のデータプライバシー問題に手掛かりを与える重要な機会であり、オンライン上の個人情報を巡りすべての米国人が理解を深める一助となる」と語った。
フェイスブックを巡っては、2016年の米大統領選でトランプ陣営が利用していた英データ会社ケンブリッジ・アナリティカ(CA)がフェイスブック利用者の個人情報を不正に利用していたことが明るみに出ている。
*内容を追加しました。