April 21, 2019 / 11:54 PM / 3 months ago

米民主党有力議員、トランプ大統領弾劾の可能性排除せず

[ワシントン 21日 ロイター] - 2016年大統領選のロシア介入疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査報告書が公開されたことを受け、米民主党の有力議員らは21日、トランプ大統領の弾劾の可能性を排除しない立場を示した。

 4月21日、2016年大統領選のロシア介入疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査報告書が公開されたことを受け、米民主党の有力議員らはトランプ大統領の弾劾の可能性を排除しない立場を示した。メリーランド州で18日撮影(2019年 ロイター/Al Drago)

ただ、大統領が捜査妨害を行ったかどうかを巡り、まず独自の調査を終える必要があるとした。

下院司法委員会のナドラー委員長はNBCの番組で、民主党は議会でトランプ氏の調査を進め、「事実を見極める」と述べた。その上で「司法妨害が証明されれば、弾劾の対象となるだろう」と語った。

モラー氏は報告書で、大統領による司法妨害を示す事例を複数挙げたが、罪を犯したとは結論付けなかった。一方、潔白も証明していない。モラー氏は、大統領が法律に違反したどうかについては、議会に判断の権限があるとも指摘した。[nL3N22040T] 

下院情報委員会のシフ委員長はニュース番組で、「これは非常に重大な決定であり、十分に検討する機会があるまで判断を保留する」と述べた。

下院民主党議員は、今後の対応を協議するための電話会議を22日に行う計画だ。

ナドラー氏は、未編集の報告書とその他の関連証拠の全文を5月1日までに提出するよう司法省に召喚状を出したが、司法省はこの要求を「時期尚早で不必要」としている。

ナドラー氏は、結論を出す前に民主党はこれらの資料を検証するとともに、モラー氏とバー司法長官の証言を聞きたいと考えていると述べた。マクガーン元ホワイトハウス法律顧問に証言を求める考えも明らかにした。

共和党はトランプ氏への支持を崩しておらず、民主党のペロシ下院議長はこれまでに、共和党が過半数を握る上院で可決の見込みのない弾劾に乗り出すことに慎重な姿勢も示している。

エリザベス・ウォーレン上院議員は19日、2020年大統領選の民主党有力候補として初めて弾劾手続きの開始を呼び掛けた。

同じく民主党の候補者氏名争いに名乗りを上げているフリアン・カストロ氏も弾劾手続き開始を支持する立場を示した。

トランプの顧問弁護士を務めるジュリアーニ元ニューヨーク市長はNBCの番組で、「(モラー氏の捜査チームは)公正だと思わない。報告書が公正だとは思わない」と述べた。

トランプ氏のチームはモラー氏の報告書に対する反論を発表する構えを示唆していたが、ジュリアーニ氏は「必要なら発表するつもりだったが、今のところ必要ないと思っている」と語った。

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