April 2, 2018 / 12:31 AM / 6 months ago

米大統領、早期のシリア撤退を希望 軍幹部と方針一致せず=高官

[ウェストパームビーチ(米フロリダ州) 30日 ロイター] - 米政権高官によると、トランプ大統領はシリアに駐留する米軍の早期撤退を望んでいると側近らに伝えたもよう。ただ、米軍幹部は米国が主導する過激派組織「イスラム国(IS)」掃討作戦は完了に程遠いと考えており、政権内で意見の不一致が生じている可能性があるという。

 3月30日、米政権高官によると、トランプ大統領はシリアに駐留する米軍の早期撤退を望んでいると側近らに伝えたもよう。写真はシリアのダマスカスで27日撮影(2018年 ロイター/Omar Sanadiki)

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、トランプ大統領が国務省に対し、シリア内戦における米国の役割をトランプ政権が見直す間、シリアの復興活動のための予算2億ドル超の凍結を命じたと報道。大統領はISから奪還した地域の安定に向け、米政府が追加で2億ドル投じることを約束したとする報道を受け、予算凍結を命じたという。

この予算は3月に解任されたティラーソン前国務長官が2月のクウェートでの会合で発表したものだった。

政権高官2人は30日、匿名を条件にロイターの取材に応じ、WSJの報道内容を確認した。

トランプ大統領は29日、オハイオ州での演説で「米軍はシリアからまもなく撤退する」と表明しており、予算凍結の判断はこれと関係するとみられる。

別の政府筋によると、トランプ政権は4月初めに開く国家安全保障会議(NSC)でIS掃討作戦について協議する予定。

NSC報道官は「大統領の指針に沿って、国務省は適切な支援レベルとその最適な活用方法について継続的に見直している」と述べた。

国防総省の推定では、ISはかつてイラクとシリアで支配していた地域の約98%を失ったとされる。しかし、米軍当局者は、治安が安定しない限り、解放された地域が再びISに支配される恐れはあると警告している。

NSCに近い政府筋は、大統領はこの点について理解する必要があると語った。

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