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米軍、シリアから帰還開始 完全撤収の可能性も

 12月19日、米ホワイトハウスはシリアから米軍の撤収を開始したと発表した。写真はワシントンにて4月撮影(2018年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 19日 ロイター] - 米ホワイトハウスは19日、シリアから米軍の撤収を開始したと発表した。

トランプ大統領はこの日ツイッターへの投稿で「われわれはシリアで過激派組織『イスラム国(IS)』を打破した」と言明。IS打倒は「米軍のシリア駐留の唯一の理由だった」と述べた。

サンダース大統領報道官は声明で、「IS掃討作戦が新たな局面に差し掛かる中、米軍兵士の米国への帰還を開始した」と語った。

シリアには現在、特殊部隊を中心に約2000人の米軍部隊が駐留する。

サンダース報道官はシリアから完全撤収するのか、また撤収の時期については明確にしていないが、米高官によると、政府は完全撤収を検討しているもよう。

また、米国務省は24時間以内にシリアにいる職員を全員撤収させる方針を示したという。

シリアからの完全撤収の可能性を巡るニュースを受け、共和党議員の間からは批判の声が上がっている。

グラム上院議員は「現段階での米軍撤収はIS、イラン、アサド・シリア大統領、ロシアの勝利を意味する」とし、米国および世界中に「壊滅的な結果」をもたらすと非難した。

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