October 4, 2019 / 10:29 PM / 14 days ago

米高官、ウクライナに圧力 トランプ氏との会談見返りに=外交文書

米政府高官がウクライナに対し、トランプ大統領との首脳会談を見返りに同大統領の個人的政治利益となる可能性のある調査を行うよう圧力を掛けていたことが、外交文書から明らかになった。写真は3月10日、ワシントンのホワイトハウス前で撮影(2019年 ロイター/Mary F. Calvert)

[ワシントン 4日 ロイター] - 米政府高官がウクライナに対し、トランプ大統領との首脳会談を見返りに同大統領の個人的政治利益となる可能性のある調査を行うよう圧力を掛けていたことが、米下院民主党が大統領の弾劾調査に絡み3日公表した外交文書から明らかになった。

トランプ氏が来年の大統領選再選を狙って権限を乱用し、野党民主党の最有力候補と目されるジョー・バイデン前副大統領と息子ハンター・バイデン氏を調査するようウクライナのゼレンスキー大統領に圧力を掛けた疑惑を受け、議会下院では弾劾調査が行われている。ハンター氏は過去にウクライナの民間ガス会社ブリスマの取締役を務めた経歴を持つ。[nL3N26O32M]

外交文書によると、先週辞任したウクライナ特使のカート・ボルカー氏は7月、ゼレンスキー大統領の顧問に連絡し、米ウクライナ首脳会談の実現は、ウクライナ政府が2016年米大統領選に関する調査に応じるかどうかにかかっていると伝えた。

ボルカー氏は「16年の真相を調査するとゼレンスキー大統領がトランプ大統領を説得することを想定してゼレンスキー氏のワシントン訪問日を確定すると、ホワイトハウスから連絡があった」と述べた。

16年の真相とは、ロシアによる米大統領選関与はウクライナの反ロシア派が仕掛けたとする陰謀説だが、これはすでに覆されている。

その後のボルカー氏とウクライナ大統領顧問とのやり取りからは、首脳会談の日程に加え、ウクライナ政府がブリスマと16年米大統領選に関する調査結果を発表すると同時に、両国の関係を「再起動」する方針を打ち出すことを巡り活発な協議が行われたことも明らかになった。

ボルカー氏は前日、弾劾調査の一環で下院で宣誓証言を行った。

トランプ大統領はこの日、バイデン氏の調査を巡り米政府がウクライナと駆け引きをしたことを否定。トランプ大統領がウクライナに圧力をかけるため同国への支援を保留したことはないと主張する他の大使による外交文書に言及した。

下院民主党はこの日、ペンス副大統領に対し、同氏とゼレンスキー大統領との会談のほか、トランプ大統領とゼレンスキー大統領との電話会談に関する文書を15日までに提出するよう要請した。

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