October 8, 2019 / 4:56 PM / 8 days ago

トランプ政権、EU大使の下院証言を拒否 弾劾調査の一環

[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米政権は8日、大統領弾劾調査の一環として予定されていたゴードン・ソンドランド欧州連合(EU)大使の下院委員会での証言を拒否した。

ソンドランド氏はこの日、トランプ大統領が来年の米大統領選で野党民主党の最有力候補と目されるジョー・バイデン副大統領と息子の調査をするようウクライナに圧力を掛けたとされる疑惑を巡り、下院の3委員会に対し非公開証言を行うことになっていた。

同氏は召喚状なしで証言に合意していたもようだが、国務省が認めず、同氏の弁護士は「証言が許されれば、ソンドランド氏は急な要請であっても証言する用意が整っている」と述べた。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で「ソンドランド大使を証言に送りたいと願っているが、残念ながら共和党の権利が剥奪され、真実が公になることが許されない機能不全のつるし上げの場で証言をさせられることになる」と述べた。

下院委が先週公表した文書などによると、ソンドランド氏がウクライナに対しトランプ大統領が「デリバラブル(成果物)を望んでいる」と伝えるなど、大統領がウクライナに圧力を掛けたとされる疑惑に関与していたことが明らかになっている。

弾劾調査を主導する下院情報委員会のシフ委員長(民主党)は、国務省がソンドランド氏の証言を拒否し、同氏のテキストメッセージや電子メールを提出しないことはさらなる妨害行為の証拠と言明した。

ソンドランド氏は7月に現職に就任。就任前はホテル経営者で、過去にトランプ大統領に100万ドルの献金を行っている。

11日には、5月に解任されたマーシャ・ヨバノビッチ元駐ウクライナ大使が下院委で証言する見通し。

さらに、上院司法委員会のグラム委員長(共和党)はこの日、トランプ大統領の個人弁護士ルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長に証言を要請する方針を示した。

グラム委員長は「上院がウクライナに絡む汚職や不正行為に関し調査を開始する時だ」と述べた。ジュリアーニ氏の証言日程など、詳細には踏み込まなかった。

また、関係筋によると、1人目の内部告発者が早ければ週内にも議会以外の場所で弾劾調査担当者と面会する方向で、内部告発者の弁護士と議会関係者の間で合意に近づいている。1人目の内部告発者の弁護士はこれまでに上下両院の情報委員会と連絡を取っているという。

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