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NASAがUFO研究チーム設置へ、科学者が9カ月で報告書作成

 米航空宇宙局(NASA)は9日、未確認飛行物体(UFO)に関する調査を行う科学者の研究チームを設置すると発表した。フロリダ州ケープカナベラルで2020年5月撮影(2022年 ロイター/Joe Skipper)

[ワシントン 9日 ロイター] - 米航空宇宙局(NASA)は9日、未確認飛行物体(UFO)に関する調査を行う科学者の研究チームを設置すると発表した。

NASAは、利用可能なデータ、最適なデータ収集方法、科学的な理解の促進に向けた情報の利用法の特定に焦点を当てるという。チームはプリンストン大学の天体物理学部門の元責任者、デービッド・スパーゲル氏などが率いる。

今秋までに設置され、約9カ月をかけて研究結果に関する公開報告書を作成する。予算は「数万ドルから10万ドル以下」になる予定。

米下院情報特別委員会の小委員会は先月、UFOに関する公聴会を約50年ぶりに開き、出席した国防総省高官はUFO現象の解明に尽力しているが、その多くがなお説明できないと語った。

米当局はUFO現象を国家安全保障の問題としており、NASAもこれに同調。同現象が「国家安全保障と航空安全の両方にとっての関心対象だ。どれが自然現象によるものかを解明することは、そうした現象を特定または軽減するための重要な第一歩で、航空機の安全を確保するというNASAの目標の一つと一致する」と述べた。

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