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バイデン氏、ウクライナの主権支持強調 ゼレンスキー大統領と会談

 6月7日、バイデン米大統領(写真)は米ロ首脳会談を前にウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行い、米国はウクライナの主権と領土保全に向け断固として取り組むと伝えた。デラウェア州レホボスビーチで撮影(2021年 ロイター/Kevin Lamarque)

[キエフ/ワシントン 7日 ロイター] - バイデン米大統領は7日、米ロ首脳会談を前にウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行い、米国はウクライナの主権と領土保全に向け断固として取り組むと伝えた。

米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は記者団に、両首脳が二国間関係などについて協議したと説明した。

米ロ首脳は6月16日にスイスのジュネーブで会談を行う。両国は、ロシアの選挙介入疑惑や人権問題、ウクライナ情勢などを巡り対立が続いている。

ロシアがウクライナ東部の国境付近で兵力を増派する中、バイデン氏は4月に就任後初めてゼレンスキー氏と電話会談を行い、ウクライナに「揺るぎない支援」を行うと表明した。

ウクライナ大統領府が7日に発表した声明によると、ゼレンスキー氏は電話会談でバイデン氏に、ロシア政府は軍の撤退を発表しているにもかかわらず、依然多数の部隊が国境付近に駐留しているとの懸念を伝えた。

両首脳は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟などについても協議した。

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