[バッファロー(ニューヨーク州) 27日 ロイター] - クリスマス休暇となった先週末に記録的な寒波に見舞われた米ニューヨーク(NY)州西部では27日も5センチ程度の積雪が予測されているが、週末にかけて気温が上昇すると見込まれている。
ニューヨーク州第2の都市バッファローでは23日から吹雪に見舞われ、1.2メートル以上の積雪を記録した。ニューヨーク州のホークル知事は「人生で一度の気象災害だ」と述べた。
米国立気象局(NWS)気象予報センターの気象学者、ボブ・オラベック氏は、現在の降雪量はここ数日に比べ少量だが、除雪に影響が及ぶかもしれないと指摘。ただ、これで雪は止み、最高気温は27日のマイナス2度から29日には8度に、31日には12度に上昇するとした。
NBCニュースによると、ここ数日の寒波に関連して命を落とした人は全米で少なくとも60人という。
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