July 2, 2018 / 9:54 AM / 19 days ago

ユーザベースが米クオーツを82億円で買収、海外メディア事業強化

[東京 2日 ロイター] - ユーザベース (3966.T)は2日、米経済メディアのクオーツ・メディアを7500万ドル(約82.5億円)で買収すると発表した。グローバル事業強化の一環。これに伴い、第三者割当増資も実施する。

普通株2500万ドル(約27.5億円)と現金5000万ドル(約55億円)で取得する。現金は金融機関から調達。普通株は最大123万株(約4%)を発行する。発行価格は1株3207円、調達額は最大39億5200万円。

新株はユーザベースUSAが買収のために設立した子会社に割り当て、同子会社は最終的にはクオーツと合併する。このほか新株予約権も発行。取得完了は7月31日を予定している。

クオーツの2017年12月の売上高は前年比8%減の2760万ドル、営業損益は810万ドルの赤字(前期は160万ドルの黒字)だった。今期の売上高は3500万─3800万ドルと拡大を見込んでいるが、広告収入依存からの脱却が課題となっており、ユーザベースの傘下に入ることで課金モデルも柱に据える。

ユーザベースは2017年、ダウジョーンズと合弁会社を設立して、経済メディア「NewsPicks」の米国版をスタートさせた。クオーツは約2000万人の読者を抱えており、NewsPicksのビジネスモデルと融合することで、米国事業の黒字化を目指す。

クオーツ買収に伴い、2018年12月期の業績予想を修正した。8月から5カ月間のクオーツの業績を取り込み、売上高予想は67億6300万円(前年実績45億6500万円)から88億5000万─91億5000万円に上方修正した。

一方、営業利益予想は8億2700万円(同5億4500万円)から4億3000万─7億9000万円に下方修正。買収で生じるのれんや無形固定資産の償却費などが圧迫する。

志田義寧

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