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ブラジルのバーレ、ベースメタル部門分離を検討 EV向け念頭

 ブラジルの資源大手、バーレのエドゥアルド・バルトロメオ最高経営責任者(CEO)は27日、ベースメタル部門のスピンオフ(分離・独立)の可能性について綿密な分析を行っていると表明した。写真はバーレのロゴ。リオデジャネイロで2017年8月撮影(2020年 ロイター/Ricardo Moraes)

[リオデジャネイロ 27日 ロイター] - ブラジルの資源大手、バーレのエドゥアルド・バルトロメオ最高経営責任者(CEO)は27日、ベースメタル部門のスピンオフ(分離・独立)の可能性について綿密な分析を行っていると表明した。電気自動車(EV)向け電池材料の需要増から恩恵を受けられる体制づくりが念頭にある。

同社は2014年にも同部門のスピンオフを検討したが、見送った経緯がある。ベースメタル部門は中核事業である鉄鉱石などの鉄鋼原料部門に比べて規模が小さく、この1年はニューカレドニアのニッケル鉱山売却計画が政治問題化するなど、大きな混乱に見舞われていた。

第1・四半期の銅生産も、新型コロナウイルス関連の操業制限で予想を下回った。

ベースメタル担当幹部のマーク・トラバース氏は「ブラジル経済の脱炭素化に当社が参加するための鍵として、銅とニッケルに一段と重きを置いている」と説明。EVが普及し、EV電池材料としてニッケルが使われる道筋を描いているとした。

幹部らは、財政難にあるニューカレドニアの資産売却はベースメタルのスピンオフを再検討する一因になったと説明。同部門は過小評価されているとした。ただ、まだ検討は初期段階で、スピンオフした場合の事業構造などについて決める必要があると述べた。

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