[サンパウロ 31日 ロイター] - ブラジルの資源大手バーレは31日、昨年第4・四半期の鉄鉱石生産量が前年同期比1%減の8085万トンだったと発表した。昨年の年間生産量は3億0780万トンとなり、自社見通しの3億1000万トンを若干下回った。
バーレは鉄鉱石生産量が予想より少なかった理由として、鉱山での降雨が例年より多かった点や、主要鉱山の免許交付が遅かったことを挙げた。
第4・四半期の鉄鉱石販売量は前年同期比では0.7%減少したが、前期比では24.2%増えた。
ニッケルの生産量は1.3%減の4万7400トン。だが販売量は30.2%増の5万8200トンとなった。積み上がっていた在庫を販売した。
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