[バルセロナ 20日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は20日、セビリアとの国王杯決勝(21日)は気を引き締めて戦いたいと語った。
決勝で勝てばバルセロナ指揮官として初タイトルを手にするバルベルデ監督。国内リーグでも優勝へあと1勝に迫っている。しかし、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝では第1戦で先勝しながらも第2戦に敗れ、アウェーゴールの差でローマに敗北を喫したことが国内での快進撃に水を差した。
バルベルデ監督は会見で、「われわれは有力候補と言われる状況のなかにいるが、道半ばで敗退したこともある。大事な試合で負けたら、次は大事な試合に勝たなければならない」と決意を述べた。
バルセロナは今大会で優勝すれば通算30回目となり最多記録を更新。さらに4連覇を果たせば同大会では1933年のビルバオ以来の快挙。
セビリアのビンチェンツォ・モンテッラ監督は、「(リオネル・)メッシは宇宙人。明日は上陸してほしくない」とジョーク混じりにコメント。「メッシの足元にボールがあると止めるのが困難なので、ボールに近づけさせないことが重要」と対策を語った。