March 22, 2018 / 4:55 AM / a month ago

バチカン広報局長が辞任、前法王の私信書簡読み上げで引責

[バチカン市 21日 ロイター] - ローマ法王庁(バチカン)のダリオ・ビガノ広報事務局長が21日、前法王ベネディクト16世の私信書簡を公の場で読み上げた責任を取って辞表を提出、バチカンが受理した。

 3月21日、ローマ法王庁(バチカン)のダリオ・ビガノ広報事務局長(写真)が、前法王ベネディクト16世の私信書簡を公の場で読み上げた責任を取って辞表を提出、バチカンが受理した。写真は昨年1月撮影(2018年 ロイター)

書簡は、フランシスコ法王の学識を批判する声に対し、「愚かな偏見」を一蹴する、との内容で私信として書かれたもの。

ビガノ事務局長が12日、フランシスコ法王が神学について記した11冊の書籍シリーズに関する発表会場で、この書簡の一部を読み上げたことを受け、バチカンとしては異例の速さの辞任劇となった。

ビガノ事務局長は19日付で法王に辞表を提出、教会のために身を引きたいと表明し、法王は21日付で受理した。そのうえで、今後も事務局の顧問を務めるよう求めたという。

3人のバチカン当局者は、個人的にロイターに対し、ビガノ事務局長はベネディクト16世の信頼を裏切り、書簡を出版の販促に利用したと批判した。

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