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ベネズエラ、来年の物価上昇率は1000万%に=IMF見通し

 10月9日、国際通貨基金(IMF)は最新の世界経済見通しで、ベネズエラの来年の物価上昇率が1000万%に達し、現代史における最悪クラスのハイパーインフレーションが一段と加速するとの見方を示した。写真は同国の新通貨「ボリバル・ソベラノ」。カラカスで8月撮影(2018年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)

[9日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は9日公表した最新の世界経済見通しで、ベネズエラの来年の物価上昇率が1000万%に達し、現代史における最悪クラスのハイパーインフレーションが一段と加速するとの見方を示した。

今年の物価上昇率予想も、7月時点の100万%から137万%に引き上げた。

ベネズエラ経済は、2014年の原油価格急落で補助金や価格統制などを特徴とする社会主義体制を維持できなくなり、悪化の一途をたどってきた。IMFは7月、同国のハイパーインフレーションを1923年のドイツや2000年代のジンバブエに匹敵する深刻さだと指摘している。

経済の崩壊で食料や薬など生活必需品が不足し、近隣諸国にはベネズエラからの難民があふれかえる事態が発生。マドゥロ政権は8月に通貨単位切り下げ(デノミネーション)や最低賃金の大幅な引き上げで物価安定を図ったが、状況は改善していない。野党が制している議会のまとめによると、9月の物価上昇率は1日当たり4%で、前年比は48万8865%だった。

IMFは、今年のベネズエラの成長率についてはマイナス18%と7月の予想を維持し、来年はマイナス5%になるとみている。

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