April 3, 2019 / 2:09 AM / 2 months ago

ベネズエラ石油輸出、3月は前月とほぼ変わらず 停電や米制裁でも

 4月2日、ベネズエラ国営石油会社PDVSAの3月の石油輸出は日量100万バレル弱と、前月とほぼ同水準にとどまったことが、PDVSAの資料やリフィニティブ・アイコンのデータで明らかになった。写真はPDVSAのロゴ。昨年9月にカラカスで撮影(2019年 ロイター/Marco Bello)

[2日 ロイター] - ベネズエラ国営石油会社PDVSAの3月の石油輸出は日量100万バレル弱と、前月とほぼ同水準にとどまったことが、PDVSAの資料やリフィニティブ・アイコンのデータで明らかになった。大規模停電や米国による経済制裁の影響があまり表れない意外な結果となった。

米政府がベネズエラのマドゥロ大統領の主要な資金源を断つ目的でPDVSAに対する経済制裁を発動したことを受け、同社の石油輸出は2月に制裁前の水準から40%程度落ち込んでいた。

ロイターが確認した資料やリフィニティブ・アイコンのデータによると、3月の原油と燃料の輸出は日量98万0355バレルと、2月の99万0215バレルを若干下回る水準にとどまった。

ただ、5月になると、PDVSAの米子会社を経由するか米金融システム上で代金を決済してベネズエラ産原油を輸入する企業が購入を削減するために設けられた猶予期間が終了するため、ベネズエラ産原油の輸出抑制に向けた米制裁の効果がさらに強まることになる。

米政権の高官は2日、ロイターに「ベネズエラのエネルギー資源が、グアイド暫定大統領の正当な政府やベネズエラの国民、誤った国家運営や汚職で破壊された同国の復興のために保護されるよう、(米国は)引き続き行動を取る」と表明した。

2月と3月の石油輸出の大半はアジア向けだった。米国の制裁発動前は米国がベネズエラ産原油の最大の購入国だった。

石油の出荷量や貯蔵量を追跡する調査会社タンカートラッカーズ・ドット・コムの推計によると、ベネズエラで3月に2回発生した大規模停電の際には石油輸出は日量65万バレルに落ち込んだ。

アイコンのデータによると、大規模停電によって同国の主要原油輸出港ホセ港は少なくとも6日間操業が停止した。

それでもなお、PDVSAは通常より大型の輸送船にアジア向けの原油を積み込むことで停電による出荷の遅れを取り戻すことができた。海運データによると、同社は4月も同様の手法を取る計画だ。

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