[30日 ロイター] - ベネズエラのアレアサ外相は30日、マドゥロ政権転覆を狙った軍事クーデターが進行中との見方を否定し、暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長は米国の命令で動いていると指摘した。
グアイド氏は同日、ツイッターに動画を投稿し、マドゥロ政権の打倒に向け「最終段階」に入ったとした上で、国民や軍に蜂起するよう呼び掛けた。[nL3N22C3ZZ]
アレアサ氏はロイターの電話インタビューに応じ、「軍がクーデターを企てているのではない」と述べ、ワシントンや米国防総省、国務省でボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が直接この計画を練っているとの見方を示した。
マドゥロ大統領は軍の支持を受け、国土を完全に掌握しているとも説明した。
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