for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ベネズエラ「世界最高層のスラム街」、不法居住者の退去始まる

 7月23日、ベネズエラの首都カラカスにある、世界最高層の「スラム街」として知られる高層ビル「ダビドの塔」で、不法居住者の退去が始まった。写真はダビドの塔から退去する住人ら。22日撮影(2014年 ロイター/Jorge Silva)

[カラカス 23日 ロイター] - ベネズエラの首都カラカスにある、世界最高層の「スラム街」として知られる高層ビル「ダビドの塔」で、不法居住者の退去が始まった。

45階建ての同ビルでは1150世帯以上が生活。軍や当局者は今週、このうち160世帯を退去させた。退去した人たちは政府が提供する低所得者向け施設に移動するという。

マドゥロ大統領は23日、「ダビドの塔」が「社会から否定的にみられている」とし、対話と理解を通じてこの問題を解決したと述べた。退去完了後にはビルを取り壊す可能性があるという。

同ビルは当初、金融センターになるはずだったが、ベネズエラの金融危機後の1994年ごろから工事が中断、完成には至らずに放置されている。

国民の多くは「ダビドの塔」を犯罪拠点などと考えているが、同ビルの住人にとっては、危険なスラム街から救い出してくれた安全な場所であり、ビル内には店舗なども揃っている。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up