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ヴァージン・オービット、資金繰り悪化で事業停止、選択肢検討

 ヴァージン・グループの創業者リチャード・ブランソン氏が出資する宇宙開発企業ヴァージン・オービットは16日、資金繰り悪化を受けて事業を停止すると表明、戦略的な選択肢を検討しており、資金調達に向けた交渉を進めていることを明らかにした。米カリフォルニア州で2019年7月撮影(2023年 ロイター/Mike Blake)

[16日 ロイター] - ヴァージン・グループの創業者リチャード・ブランソン氏が出資する宇宙開発企業ヴァージン・オービットは16日、資金繰り悪化を受けて事業を停止すると表明、戦略的な選択肢を検討しており、資金調達に向けた交渉を進めていることを明らかにした。

事業停止は21日まで続く見通し。ほぼ全ての従業員を自宅待機とした。新たな投資計画がまとまるまで時間を稼ぐ。

同社の株価は約30%急落した。

ヴァージン・オービットは1月、英イングランド南西部のニューキーで人工衛星の打ち上げを行ったが、軌道に乗らなかった。昨年11月には打ち上げ目標を引き下げている。

昨年第3・四半期は4400万ドル近い赤字。当時の現金準備金は約7100万ドルで、6月末時点の1億2210万ドルから急減していた。

ブランソン氏のヴァージン・インベストメンツから先月約1000万ドル、昨年11月に2500万ドルを調達している。

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