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VW、排ガス不正問題で元CEOとの和解に近づく

 ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は6日、ディーゼル車の排ガス不正問題を巡り、ウィンターコルン元最高経営責任者(CEO)との和解で大筋合意したことを明らかにした。写真は同社のロゴ。ヴォルフスブルクの本社で2019年9月撮影(2021年 ロイター/Fabian Bimmer)

[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は6日、ディーゼル車の排ガス不正問題を巡り、ウィンターコルン元最高経営責任者(CEO)との和解で大筋合意したことを明らかにした。

今後数日で詳細を詰める。

同社は、米国で行ったディーゼル車の試験で不正ソフトを利用していたことを認めている。和解金の規模は不明。

VWは、排ガス不正問題を巡って、320億ユーロ(389億3000万ドル)以上の罰金・修理・訴訟費用を支払っている。

同社は3月下旬、ウィンターコルン氏に対し、不正ソフトが利用された状況について速やかに全容を解明する義務を怠ったとして、損害賠償を求める方針を示していた。

ウィンターコルン氏は、自身の責任を否定している。同氏は不正問題が発覚した1週間後の2015年9月23日にCEOを辞任した。

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