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VWの排ガス不正、損害発生地での提訴可能=欧州司法裁

 7月9日、欧州司法裁判所は、独フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車の排ガス不正問題を巡り、不正装置を搭載したVW車を購入したEU加盟国の消費者は自国でVWを提訴できるとの判断を示した。写真はVWのロゴ。ブリュッセルのショールームで撮影(2020年 ロイター/Francois Lenoir)

[ブリュッセル 9日 ロイター] - 欧州司法裁判所は9日、独フォルクスワーゲン(VW)VOWG.p.DEのディーゼル車の排ガス不正問題を巡り、不正装置を搭載したVW車を購入した欧州連合(EU)加盟国の消費者は自国でVWを提訴できるとの判断を示した。

これにより、VWはEU加盟国の消費者から大量の訴訟が起こされる可能性がある。

VWの排ガス不正を巡っては、オーストリアでVW車を購入した574人が消費者団体VKIを通じて訴訟を起こしているが、この訴訟を担当するオーストリアの裁判所は、管轄権があるかどうかを判断するよう欧州司法裁に求めていた。

欧州司法裁は、EU法の下では、原則として被告の所在地で訴訟を起こす必要があるが、不法行為があった場合は損害が発生した地域で訴訟を起こすことも可能との判断を示した。

VKIは、消費者の購入代金と、不正装置の搭載された車の価値の差額を補填するよう求めている。

VWは裁判の大勢に影響しないとのコメントを発表。「オーストリア以外では管轄の問題はそれほど発生しない」との見方を示した。

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