May 1, 2018 / 1:58 AM / 24 days ago

独VW、中国の滴滴出行とライドシェア車両管理の合弁に向け協議

[北京 30日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)は、中国の配車サービス最大手、滴滴出行と、ライドシェア(相乗り)用車両の管理や同サービス「専用」車の開発に向けた合弁設立について協議している。

 4月30日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、中国の配車サービス最大手、滴滴出行と、ライドシェア(相乗り)用車両の管理や同サービス「専用」車の開発に向けた合弁設立について協議している。写真はVWのロゴ。1月にデトロイトで撮影(2018年 ロイター/Jonathan Ernst)

VWの幹部によると、両社は5月初めに合意書に署名する見通しで、VWは当初、滴滴のライドシェアサービス用に約10万台の新車の管理を担う。このうち、3分の2はVWグループ製の自動車になるという。

また、滴滴の保有車両の拡大に向け、両社が協力して新車を購入する。同幹部によると、将来的に両社はサービス専用車のデザイン・開発で協力する計画。

同幹部は、合弁会社に関する金銭面での詳細は明らかにしなかった。ただ、合弁が軌道に乗った後は、収入の一部をVWが得ることになると語った。

中国では北京や上海などの人口密集都市でライドシェア・サービスの人気が高まっており、個人での自動車所有が減少する兆しが表れつつある。

同幹部は「新たな事業環境下で自動車メーカーとして成功するには、顧客が誰なのか、どこを移動しているのか、われわれの戦略はどうあるべきかを把握する必要がある」と強調。

 4月30日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、中国の配車サービス最大手、滴滴出行と、ライドシェア(相乗り)用車両の管理や同サービス「専用」車の開発に向けた合弁設立について協議している。写真は滴滴出行のロゴ。2016年5月に北京の同社本社で撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

今回の合意によって、VWは将来的に、滴滴が中国国内で提供する毎日300万回のライドシェアを通じて集めた顧客に関するデータの一部を入手できることになると説明。

最終的な狙いは、自動運転車の生産と利用だと述べた。

滴滴はこれまで、将来的に自社保有の車両の大部分が電気自動車(EV)になるとの見通しを示してきた。関係筋は先に、滴滴がEVのデザインで広州汽車集団(GAC)とベンチャー企業の車和家信息技術(車和家)と提携したとロイターに明らかにしている。

滴滴の3人の幹部は、ライドシェア市場の将来的な姿は明確ではなく、同社や自動車メーカーが果たす役割については誰も知らないと指摘。幹部のうち1人は、自動運転車の修理や維持、管理が滴滴にとって大きな課題になると語った。

    同社の広報担当は、滴滴とVWは引き続き提携の詳細を詰めていると表明。「両社が車両事業の共同構築に力を入れ、ライドシェア用新モデルのデザインなど他の分野の提携についても検討する可能性はある」と述べた。

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