[モスクワ/モントリオール 27日 ロイター] - ロシア反ドーピング機関(RUSADA)は、同国の選手団を五輪などの主要大会から4年間除外するとした世界反ドーピング機関(WADA)に対し、処分を不服とする書簡を送付した。ロシア通信(RIA)が27日に伝えた。
WADAは27日に書簡を受領したことを発表。今後はスポーツ仲裁裁判所(CAS)で争われる見込みとなった。
WADAは今月9日に、ロシアのドーピング不正に絡むデータ改ざん問題により処分を下した。クレイグ・リーディー委員長は27日に声明で、「WADAは、12月9日に正しい決断を下したと確信している」と述べた。
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