[24日 ロイター] - 米小売り大手ウォルマートは24日、米国内の約3000店舗で働く従業員約34万人の平均時給を来月から引き上げると発表した。厳しい労働力不足の中、人手の確保を目指す。
平均時給は現在の17ドルから17.50ドルに引き上げられる。最低時給は最大2ドル引き上げ、店舗のある地域に応じて14─19ドルとなる。
今回の賃上げは、2021年から最低時給を15ドルとしているアマゾン・ドット・コム、コストコ・ホールセール、ターゲットなどの競合勢と比べるとなお後れを取っている。
ウォルマートは米国内で160万人を雇用しており、その大半が地方ないし準都市地域で勤務する。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」