[31日 ロイター] - 米娯楽大手ウォルト・ディズニーが動画配信サービスやテーマパーク、ディズニーリゾート、ディズニー商品などを巡り、顧客の支出拡大を促すための割引や特典の会員制度を検討している。31日付米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が消息筋の話として伝えた。
同報道によると、構想は社内で一部幹部から「ディズニー・プライム」の仮名称で呼ばれている。検討は初期段階で、会員料金をいくらにするかや、導入までの準備期間をどのぐらいかけるかはまだ具体化していないという。
ディズニーがそうした何らかの会員システムを導入すれば、同社の製品やサービスへの顧客支出を増やす助けになるだけでなく、顧客の選好についての情報を得ることができる。
ディズニー広報担当者は、何らかの会員プログラムは検討されている構想の一つだとした。
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