[パリ 26日 ロイター] - 中国のコングロマリット、大連万達集団(ワンダ・グループ)3699.HKは26日、パリ郊外に複合レジャー施設を建設するプロジェクトへの投資を発表した。
大連万達はスペインのサッカークラブ、アトレチコ・マドリードに投資しているほか、1月には米映画スタジオ「レジェンダリー・エンターテインメント」を35億ドルで買収するなど、海外での投資が目立っている。
フランスでのプロジェクトは、アリアージュ・エ・テリトワール社が手掛ける「ヨーロッパシティ」。
総工費は31億ユーロ(約34億ドル)で、面積80ヘクタールの敷地に宿泊施設や飲食施設、ショッピングセンターなどを設ける計画だ。
パリ北方16キロのゴネッスに建設。ルブルジェ空港とシャルル・ドゴール空港の中間に位置し、地下鉄の新線も敷設される。
2019年に着工し、24年の完工を予定。年間3100万人の来客と1万1800人の雇用創出を見込む。
アリアージュ社は、フランスの非上場小売り大手オーシャンの不動産部門、イモシャンの傘下企業。
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