[江陵市(韓国) 21日 ロイター] - 平昌冬季五輪のフィギュアスケート女子シングルに個人資格の「ロシアからの五輪選手(OAR)」として出場するエフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワは、普段は何でも話し合える親友同士だが、メダル争いが決する23日のフリーではまさに氷上での戦争を繰り広げることになる。
21日のショートプログラム(SP)では、先に演技したメドベージェワが81.61点で世界歴代最高をマーク。しかし、すぐさまザギトワが82.92点で最高点を更新してトップに立ち、メドベージェワは2位となった。
メドベージェワは競技後、「私たちは何でも話し合える友達同士。だけどリンクに上がったらスポーツだから戦わなければならない」とコメント。「どんな大会もちょっとした戦争」だと述べた。
一方のザギトワは、「フリーで一番大事なのは力を100パーセント発揮してクリーンな演技を目指すこと」とし、試合中はメドベージェワに対するライバル意識があると語った。
2人は同じコーチの下で練習し、振付師も同じ。15歳のザギトワが金メダルを獲得すれば、1998年長野五輪でのタラ・リピンスキー(米国)に次ぐ史上2番目の年少記録となる。
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