November 27, 2019 / 5:20 AM / 11 days ago

豪ウエストパック銀の取締役に辞任圧力、マネロン問題巡り

 米議決権行使助言会社グラスルイスは27日、豪銀大手ウエストパック銀行が12月12日に開く株主総会で、マネーロンダリング(資金洗浄)防止法に違反する取引が始まった2013年以降、取締役を務めてきたとして、ピーター・マリオット氏の再任に反対するよう推奨した。写真は同行のブライアン・ハーツァーCEOで2017年11月6日撮影。(2019年 ロイター/David Gray)

[シドニー 27日 ロイター] - 米議決権行使助言会社グラスルイスは27日、豪銀大手ウエストパック銀行(WBC.AX)が12月12日に開く株主総会で、マネーロンダリング(資金洗浄)防止法に違反する取引が始まった2013年以降、取締役を務めてきたとして、ピーター・マリオット氏の再任に反対するよう推奨した。

グラスルイスは文書で「マリオット氏の在職期間と銀行業界での職歴を踏まえると、このような問題に関する同氏の説明責任は強化される必要があり、再任を支持すべきではない」と訴えた。ロイターがこの文書を確認した。

オーストラリア・ニュージーランド銀(ANZ)の元最高財務責任者(CFO)であるマリオット氏からコメントは得られていない。

オーストラリア金融取引報告・分析センター(AUSTRAC)は先週、マネーロンダリング防止法に関連して2300万件の違反があったとして、ウエストパック銀に対する民事制裁金の支払い命令を求めて連邦裁判所に提訴したと発表した。

ブライアン・ハーツァー最高経営責任者(CEO)は26日に辞任を表明し、リンゼイ・マクステッド会長は計画を前倒しする形で、来年の早い時期に退任すると明らかにしている。

ハーツァー氏の辞任は12月2日付で、相次ぐスキャンダルや組織的不正の発覚に揺れる豪四大銀行のうち、トップの辞任は過去1年半で3行目となる。

モリソン豪首相は前週、ウエストパックの取締役会に対し、「適切な決定」を下すよう迫った。また、ウエストパック株を保有する物言う投資家の「オーストララシア企業責任センター」は既に、年次株主総会で取締役の報酬案に反対票を投じると表明している。

豪州の法律では、企業の株式の4分の1以上を持つ株主が役員の報酬案に反対すれば、全取締役の解任を要求することが可能になる。

グラスルイスは、ウエストパックの報酬案に反対するよう推奨する計画はないとしている。

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