for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

豪ウエストパック銀、配当見送り コロナ禍で資本圧迫

[シドニー 18日 ロイター] - オーストラリアの銀行大手ウエストパック銀行WBC.AXは18日、中間配当の見送りを発表した。新型コロナウイルス危機下で配当を正式に見送ったのは国内大手銀の中で初めて。

豪経済が約30年ぶりのリセッション(景気後退)に直面する中、歴史的な低金利やデフォルト(債務不履行)リスクの上昇、融資の返済猶予などが豪銀への圧迫要因となっていいる。

ウエストパックが18日に発表した第3・四半期(4─6月)決算報告によると、中核的自己資本比率は1ベーシスポイント(bp)低下の10.80%となり、規制当局が最低基準とする10.50%に近付いた。リスクの高いエクスポージャーへの資本の引き当てを増やしたことが影響した。

4─6月の信用減損費用は8億2600万豪ドル(5億9600万米ドル)。住宅ローンの返済に苦慮する家計や、借り手の信用力低下、ローンの延滞増加が見られる中、不良債権に対する引当金を増やした。

キャッシュ利益は13億2000万豪ドルで、上期の平均を上回った。

ただ、銀行の収益性の指標として重視される純金利マージンは、低金利が響いて上期の平均を8bp下回った。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up