[北京 27日 ロイター] - 共用オフィスを提供する米WeWork(ウィーワーク)の中国法人は、シンガポール政府の投資機関であるテマセク・ホールディングス[TEM.UL]やソフトバンクグループ(9984.T)を含む投資家から5億ドルの資金を調達したと発表した。中国市場での事業拡大を目指す。
5億ドルの資金調達は1年前に中国で事業を開始して以来2度目。ウィーワークの26日付発表文によると、今回の資金調達に参加した投資家にはこのほか、プライベートエクイティ(PE)会社のトラストブリッジ・パートナーズと中国ファンドの弘毅投資(ホニー・キャピタル)も含まれている。
ウィーワークはこれまで、中国における会員数を2021年までに100万人に増やしたいとする意向を表明している。