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農地荒らしたゾウに殺処分宣告、保護団体の介入で救われる 南アで

 4月4日、南アフリカの国立公園に暮らすオスのゾウが、柵を壊し農地を踏み荒らしたとして殺処分が宣告された後、動物保護団体の介入で猶予となり、命を救われた。写真はクルーガー国立公園のゾウ、2009年12月10日撮影(2019年 ロイター/Mike Hutchings)

[ホエドスプルート(南アフリカ) 4日 ロイター] - 南アフリカの国立公園に暮らすオスのゾウが、柵を壊し農地を踏み荒らしたとして殺処分が宣告された後、動物保護団体の介入で猶予となり、命を救われた。

クルーガー国立公園近くの街ホエドスプルートの土地所有者らは、体重6トンのゾウ「リフラフ」に所有地を荒らされたとして提訴。保護団体はリフラフを守ろうと、2017年に離れた場所へ移動させたが、戻って来てしまったという。

ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(HSI)などの保護団体は、動物が広域を歩き回るのは自然なことであり、殺処分は生物学的問題や環境問題に対する「その場しのぎ」の解決策でしかないと批判した。

南アでは多くの国立公園で柵が巡らされているものの、興奮したゾウの突進に耐えられる強度はないことが多い。

南アだけでなく、アフリカの各地で同様の問題が頻発している。ゾウ専門の保護団体によると、南アでは2016―17年に人間の居住地区に侵入したゾウに対し約50件の殺処分が認められたという。

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