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保険仲介エーオンのウィリス買収、欧州委が全面審査へ

 12月21日 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、保険仲介大手エーオンが同業ウィリス・タワーズ・ワトソンを買収する計画について、独占禁止法に関する全面的な審査に乗り出すと表明した。写真は6月3日、オーストラリアのシドニーで撮影(2020年 ロイター/Loren Elliott)

[ブリュッセル 21日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、保険仲介大手エーオンが同業ウィリス・タワーズ・ワトソンを買収する計画について、独占禁止法に関する全面的な審査に乗り出すと表明した。

主要市場で競争に悪影響が出る恐れがあるとしている。審査期間は5カ月間。

買収額は300億ドル。世界2位と世界3位の保険仲介会社の統合が実現すれば、最大手の米マーシュ・アンド・マクレナンを抜く世界最大の保険仲介会社が誕生する。

保険業界は、新型コロナウイルスの流行や気候変動などを背景に多額の保険金請求に見舞われている。企業価値が低下する中、ビジネスモデルの強化を目指す企業は相次いで合併・買収(M&A)を打ち出している。

エーオンは、競争に対する懸念を払拭し、事業を売却せずにEUの認可が得られると確信していると表明。2021年上半期に買収が完了するとの見通しを示した。

欧州委員会は、買収が実現すれば、商業リスク仲介サービス、再保険仲介サービス、法人向け退職・福利・厚生サービスで競争が大幅に減少する恐れがあるとしている。

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