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ヘッジファンド、ワイヤーカード空売りで多額の利益

 6月25日、ドイツ決済サービス大手ワイヤーカードの経営破綻を受け、コーチュー・マネジメントなどのヘッジファンド10社が空売り取引で総額15億ユーロ(17億ドル)を稼ぎ出した公算が大きい。写真は2019年4月、ミュンヘンで行われた同社会見で撮影。(2020年 ロイター/Michael Dalder)

[ロンドン 25日 ロイター] - ドイツ決済サービス大手ワイヤーカードWDIG.DEの経営破綻を受け、コーチュー・マネジメントなどのヘッジファンド10社が空売り取引で総額15億ユーロ(17億ドル)を稼ぎ出した公算が大きい。

ワイヤーカードは18日に書類上に記載されていた多額の現金が確認できなかったと発表し、25日に破産を申請。1週間前に104.5ユーロだった株価が一気に2.5ユーロまで下落した。

このためロイターが計算したところでは、最も大規模な空売りポジションを構築していたコーチューは、2億7100万ユーロの含み益を得た。そのほかロンドンに拠点を置くTCIは1億7360万ユーロ、マーシャル・ウェイスは1億4650万ユーロ、グリーンベールは1億1010万ユーロの利益があったとみられる。

これのヘッジファンドは、いずれもワイヤーカードの発行済み株式の0.5%超を空売りしていたことが、開示資料で確認できた。

専門機関のデータによると、25日時点でワイヤーカード株の信用取引における空売り残高比率は82%に達しており、これらのヘッジファンド以外にも幅広い投資家が空売りを仕掛けていることが分かる。

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