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10月の世銀増資、先送りの公算 副総裁「時期こだわらず」
2017年9月7日 / 08:36 / 18日前

10月の世銀増資、先送りの公算 副総裁「時期こだわらず」

 9月7日、世界銀行のトロッツェンバーグ副総裁は、中低所得国支援を担う国際復興開発銀行(IBRD)の増資計画について「時期にこだわらない」と述べ、今年10月の年次総会における合意の先送りをにじませた。都内でロイターの取材に応じた。写真は2013年2月ヤンゴンで撮影(2017年 ロイター/Minzayar Minzayar)

[東京 7日 ロイター] - 世界銀行のトロッツェンバーグ副総裁は7日、中低所得国支援を担う国際復興開発銀行(IBRD)の増資計画について「時期にこだわらない」と述べ、今年10月の年次総会における合意の先送りをにじませた。都内でロイターの取材に応じた。

増資計画は、2015年に国連で採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」などを踏まえた、貧困対策への投融資拡大に向けた対応。

世銀は10月の年次総会で各国からの合意取り付けを目指してきたが、増資に伴う財政負担に米国が難色を示し、あらためて来春に先送りする方針に傾いたとみられる。

トロッツェンバーグ副総裁は、増資計画の協議について「内部で数々の意見交換が行われ、非常に建設的な雰囲気」とする一方、「良い結果にフォーカスしなければならない。特定の期日にはこだわらない」と語った。

世銀の規定では、出資率で筆頭の米国が同意しなくても、増資に踏み切ることも可能だが、副総裁は「最終的に全員が満足できる方法を見出したい」と述べ、引き続き、米国に協調を呼びかける考えも示した。

一方、トロッツェンバーグ氏は取材の中で、国際開発協会(IDA)が進める初の債券発行にも触れ、発行時期について「2018年前半になるだろう」との見通しを示した。

*見出しを修正しました。

梅川崇、木原麗花 編集:田巻一彦

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