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キューバのカストロ議長の娘、共産党の同性愛者差別を非難

 1月19日、キューバのカストロ議長の娘マリエラ・カストロさん(写真)が、共産党が同性愛者を差別していると非難。2009年7月撮影(2010年 ロイター/Casper Christoffersen)

 [ハバナ 19日 ロイター] キューバのラウル・カストロ国家評議会議長の娘マリエラ・カストロさんが19日、同国の支配政党である共産党が同性愛者を差別していると非難した。マリエラさんは、党の「最高指導者」に差別を止めるよう要請する書簡を送るとしている。

 共産党は、マリエラさんのおじであるフィデル・カストロ前国家評議会議長が率いており、ラウル氏はナンバー2。

 キューバ性教育センターの所長で、同性愛者の人権を支持するマリエラさんによると、共産党は、入党を希望する同性愛者らを除外しているという。

 性教育関連の会合に出席したマリエラさんは、記者団に対し「(差別容認の)いかなる法律もない。しかし、暗黙のうちに(同性愛者が)拒絶されている」と指摘。その上で、党に対し「できるだけ早急に」差別しないことを党規定に明記することを求める書簡を送る意向を示した。

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