[シンガポール 25日 ロイター] 市場関係者によると、25日の外為市場で、インドネシアとフィリピンの中央銀行が自国通貨支援のためのドル売り介入を実施しているもようだ。
インドネシアルピアの対米ドル相場は1%下落して3月5日以来の安値である9350ルピアをつけた。ジャカルタでルピアの取引を行っているトレーダーは「中銀は9340ルピアから9350ルピアでドルを売っている」と話した。
フィリピンペソの対ドル相場は約0.9%下落して昨年12月以来の安値である46.96ペソをつけた。
マニラでペソを取引しているトレーダーは「中銀は46.95ペソでドルを売っている」と述べた。