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中国、温暖化ガス削減の義務付けで譲歩の用意

 12月6日、中国が温暖化ガス削減の義務付けで譲歩する用意があると明らかにした。内モンゴル自治区のパオトウで10月撮影(2010年 ロイター/David Gray)

 [カンクン(メキシコ) 6日 ロイター] メキシコで開かれている気候変動枠組み条約の第16回締約国会議(COP16)で、中国は二酸化炭素排出量の削減目標を拘束力のあるものにする用意があるとの考えを示した。

 11月29─12月10日の日程で開かれているCOP16では、昨年のコペンハーゲンで開催されたCOP15での取り決めをいかに厳格なものにするかをめぐり、意見が対立している。

 中国は、二酸化炭素の排出量削減目標を拘束力があるものにする用意があると表明し譲歩することで、先進国に京都議定書枠組みの継続を促すことを期待しているとみられる。

 COP16に参加している中国外務省の高官は「決議を採択することは可能で、中国に対しても拘束力がある決議が可能だ」と述べ、特定の形式を議論することが可能で、こうした中国の取り組みを国際的な取り組みの一環とすることができる、と語った。

 そのうえで「われわれは妥協する用意があり、前向きで建設的な役割を進んで担う。ただ、京都議定書に関しては、妥協の余地はない」と語った。

 発展途上国は、先進国・地域の温暖化ガス削減義務が盛り込まれている京都議定書の枠組みを、2008─2012年の対象期間以降も続けるべきだと主張している。一方、日本、カナダ、ロシアなどは、全ての国を対象とした別の合意が必要と主張している。

 ワシントンに拠点を置く世界資源研究所のアナリスト、ジェニファー・モーガン氏は、中国の提案について「ゲームの流れを変えるような大きな出来事だ」と評価した。

 一方、憂慮する科学者同盟のアルデン・マイヤー氏は「詳細に予想外のことが潜んでいるかもしれないが、これは期待できる進展だ」との見方を示した。

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