[ワシントン 21日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)は21日、2009年9月に承認した金売却プログラムに基づく403.3トンの売却を完了したことを明らかにした。
金売却プログラムは、融資原資を拡充する目的で策定された。
声明によると、売却はすべて市場価格で実施された。売却規模は、IMFの金準備の8分の1に相当する。
IMFは昨年、インド中銀に200トン売却した。さらに、バングラデシュ、スリランカ、モーリシャスなどに売却した。
IMFは11月29日、10月に19.5トンを売却したことを明らかにした。11月、12月の売却状況はまだ明らかにしていない。