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チュニジアのデモが周辺国に「飛び火」、抗議の焼身自殺相次ぐ

 1月17日、チュニジアのベンアリ政権崩壊のきっかけとなった反政府デモが、周辺の北アフリカ諸国にも波及。写真はエジプトのカイロで治安部隊と衝突する活動家(2011年 ロイター/Asmaa Waguih)

 [カイロ/アルジェ 17日 ロイター] 23年余り続いたチュニジアのベンアリ政権が反政府デモによって崩壊したが、周辺の北アフリカ諸国では、これが波及するかたちで同様の抗議活動が行われている。

 エジプトの首都カイロでは17日、劣悪な生活環境に不満を抱いた男性が自らに火をつけ抗議。また、数週間にわたり反政府デモが発生しているアルジェリアでも、16日までに少なくとも4人が焼身自殺を図ったと地元紙が報じた。このほかモーリタニアでも同様の抗議行動が1件確認されたという。

 政権崩壊につながったチュニジアでの反政府デモは、昨年12月17日に路上で野菜を販売していた26歳の男性が、無免許だとして警察に商品を没収され、焼身自殺を図ったことが発端。その後男性は死亡したが、高い失業率などを不満とする若者が起こした抗議デモで「殉教者」として扱われるようになった。

 アルジェリアの政治アナリストで、地元大学で政治学を担当するMohamed Lagab氏は、チュニジアはアラブ諸国がたどるべき道を示す模範となったとし、「独裁国家は終わりを迎えた」と指摘した。

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