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1月のフィリピンCPI、前年比3.5%上昇、予想上回る=統計局

 [マニラ 4日 ロイター] フィリピン統計局が4日発表した1月の消費者物価指数(CPI)、は食品価格の上昇を背景に前年比3.5%上昇した。フィリピン中央銀行は、インフレは抑制されているとの見解を示したが、CPI統計を受け、利上げ観測が高まった。

 1月のCPI上昇率は、ロイターがまとめた市場予想中央値の3.3%を上回り、12月、11月の3.0%から加速、9月以来の高水準となった。

 食品価格指数は前年比3.1%上昇と、12月の2.0%上昇から伸びが加速。アジアの政策当局者が直面している商品価格高の問題が、フィリピンでも問題になりつつあることが示された。

 フォーキャストPTEのエコノミストは「フィリピン中銀に対し、緩和的な金利バイアスの解除を始めるよう圧力が高まるだろう」と指摘。「利上げが近く実施されると予想する」と語った。

 世界的な金融危機後にアジアでまだ利上げしていない国は、フィリピンとインドネシアのみ。

 食品とエネルギー価格を除くコアCPI上昇率は前年比3.3%。市場予想は3.5%だった。12月は3.4%だった。

 フィリピン中銀は、2011年のインフレ率が3.6%と、政府の目標レンジ3―5%の前半になると予想している。10年のインフレ率は3.8%だった。

 同中銀は10日に政策見直しを控え、1月のCPIが前年比3.5%上昇したことについて、政策が適切であることを示しているとした上で、商品価格の上昇が経済に波及するリスクを警戒する姿勢を示した。

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