[東京 16日 ロイター] 南極海で例年実施している日本の調査捕鯨活動が、反捕鯨団体シー・シェパードの妨害船による調査母船への追尾を受け、中断したことが分かった。
水産庁の担当者は「安全を最優先に考え、調査捕鯨活動を当面停止した」と説明。今後の方針は検討中だとした上で、調査船団の帰国を予定より早めるかについては、選択肢の1つだと述べた。
今回の調査捕鯨活動は、ミンククジラ約850頭の捕獲を目標に4隻から成る船団が参加しており、当初は3月ごろ終了する予定だった。
シー・シェパードの代表のコメントは得られていない。