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米西海岸に到達した津波の不明者、480キロ先で遺体発見

 [ポートランド(米オレゴン州) 12日 ロイター] 米カリフォルニア州に到達した東日本大震災の津波にさらわれた25歳の男性の遺体が、約480キロ離れたオレゴン州の沿岸で発見されていたことが分かった。オレゴン州当局者が12日明らかにした。

 それによると、3月11日に津波の写真を撮影しようとして、カリフォルニア州北部のクラマス川河口から海に流されたダスティン・ダグラス・ウェーバーさんの遺体は今月2日、オレゴン州ウォレントン近郊の砂浜で見つかった。

 同州検視当局によると、数週間にわたって漂流していたとみられる遺体は損傷が激しく、歯の診療記録によって身元が確認された。死因は水死だという。

 検視官のクリストファー・ヤング氏は「今回の件で唯一異例なのは、遺体が見つかった場所までの距離だ。通常は流された場所のすぐ近くで見つかるものだ」と述べた。

 ウェーバーさんはもともとオレゴン州出身で、カリフォルニア州には最近引っ越していたという。

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