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リビア反体制派が首都西方の要衝制圧、トリポリ包囲網狭まる

 8月14日、リビアの反体制派は、首都トリポリの西約50キロにあるザウィヤを制圧した。写真は、同市を制圧して喜ぶ反体制派の兵士たち(2011年 ロイター/Bob Strong)

 [ザウィヤ(リビア) 14日 ロイター] リビアの反体制派は14日、首都トリポリの西約50キロにあるザウィヤを制圧した。幹線道路を通じて隣国チュニジアから首都に食糧や燃料を供給してきた要衝であるだけに、カダフィ政権への心理的影響は大きいとみられる。

 トリポリに近いザウィヤは3月にも反体制派が一時制圧するなど、これまでにも激しい攻防が繰り広げられてきた。同市と首都との間では重装備の政権軍が守りを固めており、現時点で反政府軍が直ちに攻勢をかける兆候はない。

 ただ、反体制派はザウィヤ制圧でトリポリの東西沿岸を支配したことになるほか、北方の地中海は北大西洋条約機構(NATO)軍が海上封鎖、また南方でも戦闘が続いており、首都包囲網は狭まりつつある。

 反体制派のある兵士は、「ザウィヤを奪ったのだから、リビアを解放することもできる」と語気を強め、数日中にトリポリへの攻撃が開始できればと話した。

 これに対し、カダフィ政権のイブラヒム報道官は、ザウィヤや首都南方のガリヤンは政権側が「完全に支配している」と、反体制派による制圧を否定。ただ、トリポリ近郊の別の2カ所で小規模の戦闘があったと語った。

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