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米国の貧困者数4900万人に、医療費負担が高齢者追い込む

 11月7日、米国勢調査局が中心となってまとめた新たな統計で、2010年の国内貧困者数が4900万人に達したことが分かった。ロサンゼルスの食料配給所前で 3月撮影(2011年 ロイター/Lucy Nicholson)

 [ワシントン 7日 ロイター] 米国勢調査局が中心となってまとめた新たな統計で、2010年の国内貧困者数が4900万人に達したことが分かった。貧困率は16%となっている。

 9月発表の公式統計では、貧困者数は4620万人(貧困率15.1%)だったが、より完全な形で貧困の実態を把握するため、広範かつ新たな手法で計算し直したとしている。

 9月の統計に比べて貧困率が最も上昇したのは65歳以上。医療費の自己負担が高齢者を貧困に追い込んでいるとされ、貧困率は公式統計の9%から15.9%になった。

 また今回発表された数字では、白人やアジア系、労働年齢層の貧困率は上昇したが、黒人や子どもの貧困率は低下。黒人の貧困率は25.4%となり、初めてヒスパニック系(28.2%)を下回った。

 新たな統計の計算手法は、労働統計局と全米科学アカデミーの協力を得て国勢調査局が開発。国勢調査局の当局者は、低・中所得者向けの所得税控除などの措置が取られていなければ、貧困率は18%まで上がっていた可能性があるとしている。

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