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ガザの病院、麻酔用ガスの不足で手術できず

 10月21日、パレスチナ暫定自治政府の保健当局は、イスラエルが麻酔用ガスの禁輸措置行ったため、ガザ地区にある主要な病院で手術が行えない事態になっていると発表。写真は8月、ガザ南部の病院で医師を待つ患者ら(2007年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa)

 [ガザ 21日 ロイター] パレスチナ暫定自治政府の保健当局は21日、イスラエルが麻酔用ガスの禁輸措置行ったため、ガザ地区にある主要な病院で手術が行えない事態になっていることを明らかにした。ただ、イスラエル側は医薬品の供給は停止していないと主張している。

 パレスチナ保健省の報道官は、イスラエルがガザ地区に医薬品を輸出している企業に対し、手術に必要な麻酔用ガスの供給を停止するよう指示したと述べた。病院にはわずか2本のガスボンベが残っているだけで、まもなく手術を停止しなければならなくなるという。

 同報道官は「これは人道に反する犯罪だ。イスラエルは女性や子どもを含む患者らを見殺しにしている」とコメントした。

 麻酔用ガスの供給が停止しているシーファ病院は、150万人が居住するガザで大きな手術が行われる中心的な医療施設となっている。なお、麻酔用ガスの供給は同地区4個所の小規模な病院でも底を突いた状態となっている。

 一方、ことし6月にイスラム原理主義組織ハマスがガザを武力制圧して以来、人道物資の供給以外は国境を閉鎖しているイスラエルは、医薬品の流通は中止しておらず、麻酔用ガスも供給が許可されると主張している。

 イスラエル側コーディネーターの広報担当者は「彼ら(パレスチナ側)は、依頼したすべての医薬品を入手できる」と、パレスチナ側の発言を否定している。

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