[北京 16日 ロイター] 北京五輪のセーリング会場となる青島の沖で大発生して問題となっていた藻について、新華社は16日、これまでに大半が除去されたと伝えた。
それによると、現地のセーリング委員会関係者は「20日以上後に開催されるセーリング競技は、藻の脅威にさらされないだろう」としている。
青島当局は、セーリング会場からの藻の除去作業完了期限を7月15日と設定しており、これまでに人員1万人と1400隻を超える船舶を投入してきた。
除去された藻の量は100万トンになるという。
北京五輪のセーリング競技は、8月9日から開催される予定。