[ソウル 14日 ロイター] 韓国の鉄鋼大手ポスコ005490.KSは14日、大宇造船海洋042660.KSへの買収提案をめぐり、共同買収を提案していたGSホールディングス078930.KSがコンソーシアムを離脱したことに関連し、同社抜きで買収提案を継続する方針を明らかにした。
GSホールディングスは13日午後、ポスコと共同で大宇造船海洋への買収案を提出した数時間後、価格をめぐる意見の相違を理由に参加の意向を撤回していた。
ポスコの広報担当者は「われわれは買収提案を継続するが、今後の方針は、13日の買収案提示期限の後にコンソーシアムのメンバーに変更が生じたことを受けて(大宇造船海洋のアドバイザーかつ株主である)韓国産業銀行(KDB)がわれわれに買収プロセスへの参加を認めるかどうか次第だ」と述べた。