[マドリード 4日 ロイター] アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の息子がスペインに政治亡命を求め、現在マドリード空港内で保護されていることが分かった。スペインのルバルカバ内相が4日、明らかにした。
サウジアラビアのパスポートを所持し、英国人の妻とともにカイロからモロッコに向かう途中で、マドリードは経由地だったという。
同内相は記者会見で「72時間以内に、亡命の資格があるかどうかを審査する」とコメントした。
スペインのパイス紙は、この息子がオマル・ビンラディンさん(28)だとしている。
オマルさんはことしに入って英国にビザを申請したが却下されている。